時間がさける限り、および興味のわく限り、および体力の続く限り?展覧会やらオープンハウスやら建築をつとめて見るようにしています^<>^;
※バイト先の所長はコラムで「建築家は持久力である」とおっしゃっていますが(詳しくはこちらのコラムをどうぞ) 先週の金曜日は、(まだ持久力の備わっていない私は、コンペ提出後、すっかり脱力し、製図のエスキースもさぼってしまったのだが・・)気合を入れなおすために、良質の建築にふれようと、芸大で行われている、「吉村順三展」にいって参りました。 人の家を設計すると言うことはこういうことなんだなぁ~と実感しました。 一つ一つの作品がそこにこれから住む人のの生活がどのように営まれてゆくのかを丹念にみつめられたデザインであり、そこに吉村エッセンスとも言うべき気品の一滴が加わりなんとも素敵な空間になっているのです。 是非いってみてください。説明つきません。。 また土曜日はこれまた午前にオープンハウス1件、そして午後は所長のレクチャーと建築尽くしの一日。 この感想は、、長くなりそうなのでちょっと後ほど(いったん、すっとばし) そして昨日、さむーい日曜には、川村美術館まで電車で1時間半もかけていって、G.リヒター展を見てまいりました。 佐倉の駅から更に30分のバスも含めると、片道2時間です・・・ 遠かった&寒かった・・ しかし、いってよかったなぁ~とおもいます。 リヒターの作品については、写真集をちょこっと眺めただけだったのですが、当初は、片や一面グレーの絵だったり、片や色とりどりの絵だったりと、どういう意図で描かれてあるのかわからず、だから逆に興味が引かれていたというところがあります。 で、そういったリヒターの一連の作品を昨日、眺め、彼が一貫して「現実とはなにか」と言うことを見つめつづけたのだということがわかり、非常に感銘をうけました。 ここには彼の生い立ちが非常に深く関連しているのです。 というのも彼は東ドイツにうまれ、ベルリンの壁が築かれる本の半年前に西ドイツに移住し、そこで、これまで彼の信じてきたさまざまな事象が180度覆るような体験をしています。 このことが彼に「現実とはなんなのか」と言うことを常に考えさせる要因となったとのことなのです。 これからG.リヒター展を見る方はそういったリヒターの想いを念頭に見ていただくといいかとおもいます。
by chel-chel-chelsea
| 2005-12-05 22:27
| ケンチクもろもろ
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